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石橋を叩いて渡る性格の人は、仕事でリスクを回避する能力がある

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石橋

石橋を叩いて渡る人は、用心深く、行動を、しない人と皮肉で言われる事もありますが、現代の仕事においては必要な人です。

それは、リスク回避・低減能力が高い性格の人です。

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石橋を叩いて渡るとは

壊れるはずのない強固な石の橋を、一応叩いて安全性を確かめて渡ることから、用心し過ぎるほど用心深くなることをいう。

引用:故事ことわざ辞典石橋を叩いて渡る

用心深くなり行動を行わないという悪い表現にとらえがちですが、その場合は「石橋を叩いても渡らない」となります。

石橋を叩いて渡る性格の人

ある事業企画担当の例で、この性格の緻密さを実感する

【例題の前提】

・展示会のグッズ用として、展示会に出展する企業向けにボールペンを販売している会社です。
・新製品が発売されましたが、売上が伸びません。
・新製品は、展示会用のグッズとしては、高価で 一本2,000円します。VIPの手土産用意として開発しました。これは完成度の高い良いボールペンです。
・営業が販売方法の新たな策として、WEB広告を行い、売上を伸ばしたい要望がありました。

・WEB広告を行うと、年間5百万円の運営費がかかり、初期費用に10百万円かかります。

・現在の売上は、年間1億円で、営業利益は15百万円になります。

ボールペン

石橋を叩いて渡る性格の人の行動

社内では、新たな個人向けの需要が広がる可能性があり、賛成ムードです。

【この性格の人が考える事 】

①もしこの投資を行い、全く売れない場合は、WEB費用のみの場合でも、最初の1年間は営業利益が0になります。

②自社にはWEB広告のノウハウはありません。

更に、WEB広告で販売した場合の、商品の受注確認や、発送、アフターサービスの経験もありません。

当初の費用より、費用が実際には更にかかると考えます。

③WEB広告による、自社の専任サポート部隊の設立

発送業務やアフターサービスの人員が必要のため固定費で4人分:年間24百万円

*年収3百万円の場合 4人分X2倍の費用がかかります。

在庫を持つ在庫費用:約5,000本分 原価が1,000円として、5百万円の在庫が必要になります

④新製品の売上が拡大しなくてはいけないかの損益分岐点の把握

初期費用を3年で償却:年間約 3百万円

年間のWEB運営費用:年間 5百万円

アフターサービス費用:年間24百万円

合計:年間32百万円の費用がかかります。

新製品のボールペンの営業利益率が20%=4百円/1本とすると

損益分岐点は数量ベースで年間8万本販売が必要になります。

*これまで平均の1本当たりの利益が100円とすると、営業利益が15百万円ですので、年間15万本を販売していました。年間8万本販売を行うには、これまでの約1.5倍の販売が必要になります。

更に、販売出来なかった場合に、最大、在庫費用5百万円のリスクがあります。

WEB SHOP

【このプロジェクトを実施するかを上層部に提案】

①上記の数字をまとめた事業目論見を上司に提案します

②損益計算を行い、事業として赤字になると提案し、このプロジェクトの中止を申し出ます。

但し、この時点では、失敗するかどうかわかりません

結果の例1

このプロジェクトは中止され、現行の販売方法で販売した結果、VIP向けのボールペンが人気になり、顧客の企業から20%の売上アップになりました。

結果の例2

このプロジェクトを行いましたが、費用ばかりかかり、販売は5%アップしたものの、大きな赤字になりました。

結果の例2では、本プロジェクトを中止することにより、自社の将来の利益確保を行った事になります。

石橋を叩いて渡る精神で、リスク回避を行わないと、失敗を免れない可能性もあります。

逆に事業企画担当が、リスクを取りたい性格の場合

前提は同じですが、取る行動が異なります。

一番悪いケースはリスクをわかっていても、リスクが無いように仕向ける人です。

このケースの場合を表します。

①損益計算を、良くなるように提案します。

利益率を高めに設定する

販売価格を2,000円から3,000円に見直す。

②WEB広告に掛かる専任の費用を避ける為、営業が兼任で行い、固定費を削減するように見せます。

③WEB広告に掛かる初期費用を数社から見積りを取り、安い費用のWEB広告会社と契約します。しかし、運営費用は高くなります

結果、このプロジェクトは失敗し、赤字が大幅に増えました。

この原因は;

①営業がWEB広告の運用を兼任した為、忙しくなり、通常の展示会に出展する企業への営業活動が出来なくなり、これまでの顧客も少しづつ減っていきました。

②また、WEB広告販売のため、在庫をたくさん持ち、在庫品をなくすため、安売りを行い、利益率が落ち込みました。

上記の例は、正しい緻密な計算をせずに、リスクを取る人によくあるケースです。

失敗

この二人の違いを考えます

この例の仕事では、一番重要な事は、将来の利益を正しく計算出来るかどうかです。

実際には、異なる結果もありますが、あらゆる想定を行い、利益計算を行う事で、どの部分に課題があるかがわかり、改善の方法を見つける事が出来ます。

この将来の利益計算を確実に行うのは、事業企画担当の緻密さを持って、リスクを回避、低減できる能力と性格が必要です。

石橋を叩いて渡る性格の人は、事業を継続させる能力があります。

更に、この性格の人は「自分のリスク回避能力は自社を守る最善の策と信じていますので、周りから言われてもブレません。」

そのため、リスク回避、低減が出来ます。

「石橋を叩いて渡る」にプラスしたい「決意と行動力を得る方法」

石橋を叩いて渡る性格の人に、決意と行動力があれば、真に素晴らしいビジネスが出来る人になります。

しかし、この決意と行動力を得るには、性格がありますので、難しい人もいます。

その場合は簡単な事ががあります。

ズバリ、決意と行動力のある次の性格の人と仕事を組む事です。

当たって砕けろの性格の人

 の性格の人と組めば、仕事が上手くいきます。
その代わり、必ず喧嘩になります。
このバランスを埋める事が大切になりますが、埋まれば、最大の武器になります。
【営業で顧客と商談をしている時に、展示会の景品のボールペンでは少し恥ずかしいものです。
大事な商談の時に、良いボールペンを持って入れば、自信になります。
値段も手頃で、持つと重厚感があります。】

まとめ

石橋を叩いて渡るとは:安全を確かめ、用心深くなること
石橋を叩いて渡る性格の人:ある事業企画担当の例で、この性格の緻密さを実感する
逆に事業企画担当が、リスクを取りたい性格の場合:一番悪いケースはリスクをわかっていても、リスクが無いように仕向ける人です。
「石橋を叩いて渡る」にプラスしたい「決意と行動力を得る方法」
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