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杓子定規! 仕事で規則を守り、融通がきかない人は必要か?

 

ビジネスに活かす事例:「杓子定規」な人 

 

杓子定規な人はビジネスでは絶対に必要です。

杓子定規な人が必要な理由を、営業職から見た事例で示します。

 

山田係長
山田係長

安岡部長、管理が杓子定規で話になりません。

 

安岡部長
安岡部長

なんだよいきなり。管理はルールを守るもんだよ。当たり前じゃない。

 

山田係長
山田係長

管理が受注登録をストップしているので、納期遅れで顧客に迷惑が掛かるんですよ。

 

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杓子定規とは

[名・形動]《曲がっている杓子を定規代わりにすること、正しくない定規ではかることの意から》すべてのことを一つの標準や規則に当てはめて処置しようとする、融通のきかないやり方や態度。また、そのさま。「杓子定規な考え方」「杓子定規に扱う」

引用:goo辞書  杓子定規 

 

・杓子定規は悪い意味と とらわれがちですか、必ずしも悪いわけではありません。単にルールや規則を完全に守るという事は正しい事です。

 

・ルールが完璧でない時に、悪い意味として思われます。

但し、完璧なルールは存在しません。

 

・「ルールを守る」と「完璧なルールはない」の差のバランスを運用の仕組みで調整します。

 

安岡部長
安岡部長

管理は何でもルールや規則に沿って仕事を進めるのが管理業務だよ。

 

山田係長
山田係長

わかりますけど、営業は顧客から注文をとって、事業を成長させなくてはいけないんですよ。

 

杓子定規な管理と営業間のよくある問題例

 

安岡部長
安岡部長

山田君、今回は具体的にどのような問題なの?

 

山田係長
山田係長

ええ、自社のシステムへの受注登録に関する問題なんですよ。

 

受注登録の要望を管理に行う営業の事例

 

【営業】 

システムに受注登録をしたいんですけど、顧客が大企業なので正式注文書の発行が遅く、内示書でお願いします

 

【管理】 

受注登録のルールでは、正式注文書を入手後になっておりますので、注文書をもらってください

 

【営業】 

顧客へ納入する納期が間に合わないので、今回は内示書でお願いします

 

【管理】 

駄目です。会社のルールですから、注文書入手後に受注登録をします

 

【営業】 

杓子定規ですね。これでは、顧客は当社から離れていきますよ

 

【管理】 

顧客もルールがあるように、当社にもルールがあります

 

【営業】

受注が遅れ、工場への生産開始が遅れれば、顧客への納期が間に合いません。

このままでは当社は大きな損害を被ります

 

【管理】

それは、営業の責任ですので、営業で処理をしてください

 

山田係長
山田係長

未だに受注登録を行っていないので、顧客への納期が間に合いません。システムが入る前は内示書で物づくりを開始出来たんですよ。

 

安岡部長
安岡部長

そう言う山田君も杓子定規だね。上手く管理と話せばいいのに。

 

事例の問題の解決方法

 

ルール

 

 

安岡部長
安岡部長

杓子定規の管理には杓子定規で対応を行うんだよ。

 

山田係長
山田係長

何ですか? 言っている意味がわからないんですけど。

 

 

【安岡部長】 

受注登録のルールを変えるんだよ

 

【山田係長】 

ルールを変えるって、大胆じゃないですか

 

【安岡部長】 

さっき、山田君は「システムが入る前は出来た」と言ってたじゃない。

つまり、ルールが昔と変わったんだよ。

だから、ルールは変えられる

 

【山田係長】 

どのようにルールを変更するんですか

 

【安岡部長】 

内示書に当社発行の見積番号、価格、納期、品番、品名を書いてもらい、社内で営業管理職の承認後、管理が受注登録を行うルールにすることだよ

 

【山田係長】 

ルール変更を行えば、管理はルール通りに行いますね

 

山田係長
山田係長

素晴らしい提案ですね。ルールを変更すれば、受注登録は出来ますね。

 

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ビジネスの「杓子定規な考え」

 

山田係長
山田係長

安岡部長は、何故管理をかばうんですか。やっぱり管理に嫌われたくないから?

 

安岡部長
安岡部長

違うよ。管理は必要なんだよ。特に杓子定規な管理の人がね。

 

山田係長
山田係長

どうしてですか。営業としては、融通の利かない管理は必要ないですよ。

 

ルールを守る融通の利かない人は、何故、必要なのか

 

安岡部長
安岡部長

営業は顧客の要望を満たすために、何でも受けてくる営業マンもいるからだよ。

【何でも受けてくる営業マンの場合】

 

・自社の製品リードタイムでは出来ない納期を受けてくる営業マン

 

自社が赤字でも、値下げして注文をゲットしようとする営業マン

 

顧客が倒産の可能性がある状況下、債権管理もせずに、製品を納入しようとする営業マン

 

・自社が現在出来ない機能を、顧客に「改善してみます」と言って、約束してくる営業マン

 

安岡部長
安岡部長

営業だから、顧客との間で素早く判断しなくてはいけない状況があるのはわかるよ。

 

安岡部長
安岡部長

但し、上記の場合だと自社が困るよね。そのため、会社にはルールや規則があって、自社が適切な利益を上げれる仕組みを作っているんだよ。

 

山田係長
山田係長

つまり、管理はそのルールや規則を守る防波堤の役割をしているという事でしょうか。

 

 

安岡部長
安岡部長

そうだね。仮に管理が営業の要望をルールを無視して行うようなら、会社は潰れるね。

 

 

山田係長
山田係長

だから、杓子定規な人が必要になるんですね。

 

 

安岡部長
安岡部長

その通りだよ。1点大事なのは例で述べたように、杓子定規だけでは事業が上手くいかないから、ルールや規則を柔軟に変更・改善する事も大事だね。

 

 

山田係長
山田係長

じゃあ、自ら営業や顧客要望に合わせてルールを変更できる杓子定規な管理の人がいれば、事業を経営出来ますね。

 

 

安岡部長
安岡部長

正解!全ての規則・ルールは完璧ではないから、「杓子定規」って言葉が生まれたのかもね。

 

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