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コンプライアンスを守るとは? 身近な事例で学ぶ法令遵守

 

 

コンプライアンスを守る事は自分を守ることです。

 

仕事が良く出来ても、コンプライアンス違反を行うと、一瞬で会社にいられなくなります。

 

何を差し置いても、コンプライアンスを守りましょう。

 

 

山田係長
山田係長

安岡部長おお、最近コンプライアンス研修が多いですね。

 

安岡部長
安岡部長

そうだね。今や企業は仕事・業績よりも、まずコンプライアンスを守らないと、継続できなくなっているね。

 

山田係長
山田係長

わかるんですけど、営業はグレーゾーンが多いから、コンプライアンスをどこまで守ればいいかわからないですよ。

安岡部長
安岡部長

全ての法令を守ることだよ。

 

 

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身近によくあるコンプライアンス違反の例

 

コンプライアンスとは

コンプライアンスを簡単に言うと?

 

安岡部長
安岡部長

コンプライアンスは、主に、法令遵守と理解されています。

 

法律や社会的な通念を守ること。法令順守(法令遵守)と訳されることが多い。
1990年代後半から企業の法律違反に端を発する事件が相次いで発生したことから、企業はより厳密に法律を守るべきという社会的要請が強まっている。
商法や独占禁止法、不正競争防止法など企業活動において直接触れる法律はもちろん、最近では、個人情報保護法や2008年にも適用が見込まれる日本版SOX法(企業改革法)に対して、企業は対応を迫られている。

引用:コトバンク  コンプライアンス

 

実際に日本では、

法令遵守=コンプライアンス

という意味の場合と

法令遵守(法令や規則を守る)+社会の規範や会社でのモラル=コンプライアンス

という意味の2種類の理解があります。

最近では、後述の社会規範をプラスしてコンプライアンスという場合が多いです。

 

コンプライアンス違反の事例1(営業職編)

 

安岡部長
安岡部長

営業の「やる気のある営業マンが違反をする傾向にある」ケースを見てみよう。

 

勤務管理を破る例です。

 

・顧客:夕方17時にTELあり
「今日中に見積の回答をしてください。明日朝から決裁の会議だからね。」

 

・上司:「今日は定時退社日だよ、17時半に帰ってね。」
「帰宅してもパソコンは開かないでね。」

 

・総務:17時半 「早く帰ってください」と会社から追い出される

 

・やる気のある担当:
「そうは言っても、見積作成まであと2時間かかります。このままでは失注しますよ。」
「定時退社日の振替申請をお願いします。」

 

・上司、総務:「でも、君は既に規定残業時間を超えているから、残業はNGだよ」

 

・やる気のある担当:
「では、○○課長が見積作成と提出を行ってください」

 

・上司:「見積する内容がわからないよ」

 

・やる気のある担当:
「本当に失注しますよ。いいんですか。私は残業します。」
 いいです、勝手に残業します。

 

山田係長
山田係長

私もよく経験するケースですね。
会社のために、業務を行おうとしているのに怒られる意味がわかりません。

 

安岡部長
安岡部長

そうだね。かわいそうだけど、勤務管理を守ることは受注するより大きな課題だよね。
営業職は受注を取るためなら、何をやっても当然だと間違えている人も多いよね。

 

 

このケースの大きな間違い

 

1、会社の規則(勤務管理)を守る事は、営業活動より上位である。

 

会社の規則 > 営業活動 > 受注

 

2、やる気のある営業職の考え

 

受注 > 営業活動 > 会社の規則

 

このように守るべきコンプライアンスと営業マンの考えが正反対になっている場合に、コンプライアンス違反が起きます。

 

* 外回りの営業では、営業車にドライブレコーダーが最近は付いています。

これも、スピード違反をしないというコンプライアンスを守るための、会社の防御策です。

 

営業車にドライブレコーダーがついた時の対処方法
営業車・社用車を運転している人も多いと存じます。最近では、営業車にドライブレコーダーを装着するのが一般的になりました。会社から監視されるようで嫌ですが、ドライブレコーダーは安全運転には欠かせません。本当に事故が減りますが、違反をすれば会社から警告が来ます。この監視をさけて、警告回避と安全の両立する方法とは。また、意外ですが、ドライブレコーダーには車内の音声を録音する機能もあります。

 

コンプライアンスと共に今後必要な言葉

ダイバーシティ!会社・職場で必要な「多様な人材の活用マネージメント」
将来、日本は労働人口が減る事により、会社は多様な人材を活用する環境や制度を整える必要があります。このマネージメントを「ダイバーシティ」と呼びます。人のライフイベントに沿って、働きやすい環境を作る事がこれからの企業に求められます。

 

 

コンプライアンス違反の事例2(技術職編)

 

山田係長
山田係長

仁はSNSをたくさん行っているからコンプライアンス違反には注意してね。会社の事を書いてはいけないよ。

 

新入社員 仁
新入社員 仁

書きませんよ。
会社の事は書かずに、山田さんの個人的な悪口だけです。

 

安岡部長
安岡部長

次に、技術社員の「よく出来る社員が嫉妬や自慢から陥る」ケースを見てみよう。

 

情報漏洩の例です。

 

・技術社員:
顧客と打ち合わせで新製品の開発を行う事になり、新製品の内容を知った

 

・上司  :
NDA(秘密保持契約)があるから誰にも喋ってはいけないよ

 

秘密保持契約(ひみつほじけいやく、英語: Non-disclosure agreement、略称: NDA)とは、ある取引を行う際などに、法人間で締結する、営業秘密や個人情報など業務に関して知った秘密(すでに公開済みのものや独自にないし別ソースから入手されたものなどを除外することが多い。)を第三者(当該取引に関連する関連会社や弁護士、公認会計士などを除外することが多い。)に開示しないとする契約。機密保持契約、守秘義務契約ともいう。

引用:WIKIPEDIA  秘密保持契約(NDA)

 

・技術社員 :
わかってますよ。大丈夫です。

 

【ある同級生との飲み会】

 

・技術社員の大学の同級生:
今度大きなプロジェクトを任せされる事になったから、気合い入ってるんだよ。

 

・技術社員 :
すごいね。やったね。頑張ってね。
心の中 ⇒
俺も大きな仕事をやっているのに!

 

【帰りの電車】

・技術社員 :
SNSで同級生に、「さっきは言わなかったけど、実は○○社の○○商品の開発を行っていて、来月リリースされるんだよ。たくさんの機能がある商品だよ」と自慢してSNSで商品の画像を流してしまった。

 

【その3日後】

・上司  :
君ね、取引先から大クレームが来ているよ。
最悪、取引停止になるから、処罰は覚悟してください。

 

・技術社員 :
しまった。アイツが画像をSNSで拡散したからだ。

 

スマホ

 

このケースの大きなミス

 

1、会社の規則(情報漏洩)を守るために、自分の感情を抑えなくてはならない。

①会社の規則を守る
SNSで発言をしない
感情を抑える

 

2、この技術社員の場合

①感情が抑えられない
SNSで発言
会社の規則に違反

 

このように守るべきコンプライアンスに比べ技術社員の感情が大きくなる時に、コンプライアンス違反が起きます。

 

コンプライアンスに関して、最近は会社で勉強会や注意喚起のメール等かあるので、必ず勉強をし、メールを読みましょう。

 

会社は個人の成績が良くても、コンプライアンスに関しては非常に厳しい対応を取ります。

 

中でも、よくある例で、一番注意しなくてはいけない身近な例は、SNSでの発言です。

会社の内容や個人名での他人を傷つける発言は完全にNGです。

 

SNSはプライベートなので、問題ないと考える人もいますが、発信内容が会社に関する場合は情報漏洩になるケースに発展します。

 

次に、何故、SNSはコンプライアンス違反が起きやすいのか?を見ていきます

 

何故、SNSは情報漏洩しやすいのか?

 

新入社員 仁
新入社員 仁

安岡部長、何故、SNSは情報漏洩等が起こりやすいんですか?
拡散するからですか? でも僕はSNSの世界では無名ですよ。

 

安岡部長
安岡部長

それはね、無名でも内容によっては拡散する場合もあるし、もっと可能性が高いのは身近な人とSNSを行うから情報漏洩しやすいんだよ。

 

新入社員 仁
新入社員 仁

身近な人も、無名ですけど……

 

身近な人と自分との関係の例

 

1 家族
自分の仕事を知っています
内容は知らないかもしれないが、勤めている会社名くらいは知っている

 

2 友人
自分がどこに勤めていて、どのような職種かを知っている
時には、悩みを打ち明けるため、自分の職場の人の性格までも知っている
SNSで知り合った友人も、会話内容で仕事内容がわかる場合もある

 

3 職場
自分の仕事内容を詳細に知っている
職場でも友人がいる

 

4 学校の知り合い
自分の勤め先を知っている。中には友人でなくても仕事の内容を打ち明けている場合もある

 

5 会社を通じての知り合い(顧客・仕入先・関係会社)
当然、自分の勤め先、仕事内容を知っている

 

安岡部長
安岡部長

SNSを流すのは、おおよそ、この5グループが多いんじゃないかな。

 

新入社員 仁
新入社員 仁

そうですね。僕も5グループくらいですね。
でも、このグループの何が悪いんですか。

 

安岡部長
安岡部長

悪くはないんだけどね。5グループから流される可能性が多いんだよ。

 

 

身近な人から流されるSNS

 

1 家族
家族を自慢したいと思い、気軽にSNSで発言する可能性
会社に勤めていない家族もいるので、コンプライアンスを知らないケースもある
* I-Phone-X問題で話題になりました

 

2 友人
家族と同様に、同じ会社に勤めていないので、コンプライアンス違反を考えない。
また、友人の友人にも紹介してあげたい親切な気持ちもあり、SNSで発言する可能性

 

3 職場
同じ職場では、コンプライアンス違反を知っているため、SNSでの発言は少ないが、SNSで内容をしり、職場の中で内部告発される可能性が一番高い

 

4 学校の知り合い
友人という立場より少し関係が離れており、二つの事が考えられる
① 友人と同様に親切心からSNS発言
② 嫉妬によるSNS発言

 

5 会社での知り合い
仕事が直接自分と取引がなくても、同業種にいる可能性が高く、自分のSNS発言の内容が曖昧でも、意味を理解できます。
意味を理解するとNGワードであれば、自分の働いている会社に対して、注意喚起を行う可能性があります。

 

新入社員 仁
新入社員 仁

安岡部長、SNSで流される可能性はわかりましたけど、3番の職場以外は、あまり拡散されないのではないでしょうか。
何度もいいますけど、みんなSNS世界では無名なので。

安岡部長
安岡部長

拡散されるんだよ。
ここで「6次の隔たり(ろくじのへだたり)」を知っていればわかるよ。

 

 

人から人へのネットワークは5人を介して全世界につながる

 

6次の隔たりとは!

六次の隔たり

世界中の人間は、「知り合いの知り合い」といった関係をたどっていくと、5人の仲介者を経て、6人目でつながるという考え。
米国の社会心理学者スタンレー・ミルグラムが、米イェール大学の教授だった1967年に行った「スモールワールド実験」が基になっている。
スモールワールド実験では、直接つながりのない相手に宛てた手紙を、まずは自分の知り合いに宛て、その後、「知り合いの知り合い」を通して転送してもらい、何人を経由して到達するかを検証した。
後の研究者によって実験の精度が高められるなどしたが、結果的に、相手に到達するのは、平均すると6人目であり、この実験によって、思ったよりも「世間は狭い」というスモールワールド現象が確認できた。

引用:コトバンク6次のへだたり

 

安岡部長
安岡部長

要約するとね。
日本からアメリカの○○さん宛の手紙を、自分の知り合いに「届けて」とお願いをすると6人目でアメリカの○○さんに届く可能性が高いという事だよ。

 

新入社員 仁
新入社員 仁

そうなんですか。信じられないですね。

安岡部長
安岡部長

マーク・ブキャナンが著書の「複雑な世界、単純な法則」で書いているよ。

安岡部長
安岡部長

俺も読んだんだけど、何回読んでも30ページであきらめて読めなかったわ。
難しくてね。冒頭のこの6次の隔たり以外の内容がさっぱりわからなかったけどね W

 

安岡部長
安岡部長

話が少しズレたけど、この6次の隔たりの例は手紙だよね。

 

新入社員 仁
新入社員 仁

そうか、手紙だと時間はかかりますが、SNSだと1日でも伝わる事が可能ですね。

 

安岡部長
安岡部長

そうなんだよ。だから、身近な人のSNSでも、すぐ拡散されるから注意してね。

 

まとめ

・コンプライアンスを遵守するための例
① 業務を優先する事とコンプライアンスを守る事とは次元が違う
② 感情に流され、会社の内容をプライベートに持ち込むとコンプライアンス違反になる可能性が高い
・SNSの発言は、身近な人にも気を付ける。
 SNSの拡散は、5人を介せば世界中に拡散される。しかも速い。

 

安岡部長
安岡部長

山田君、コンプライアンスは社内研修で勉強したの。

山田係長
山田係長

はい、勉強になりましたが、50代の数名が「SNSって何でしょうか」と質問をされたので、SNSを教える研修になりました。

 

コンプライアンスを考えると、何も出来なくなるかも知れませんが、普通に正しい事を行なっていれば、怖くありませんので、過敏になる必要はありません。

 

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