メイドインジャパンの響きは、何かいい感じがする、と思ったのは2000年迄でした。
メイド イン ジャパンの低下の原因を考え、将来の復活を期待します。
メイド イン ジャパン(made in Japan)
メイドインジャパンの低下
何故、メイドインジャパンはブランド力が無くなったのでしょうか。
韓国、中国の製造業企業が世界に台頭するために、日本の設備メーカから、設備を沢山購入をしました。
また、全ての消費財が半導体化し、半導体さえあれば、簡単に組立る事が出来るようになりました。
半導体の設備は日本から沢山輸出しておりますので、資金さえ投資すれば、半導体を生産出来ます。
勿論、設備にあわせて、技術者も沢山流出致しました。
しかし、これは悪い事ではありません。
日本にお金が入りますし、経済的には需要がある所に販売をするのは当たり前の事です。
地産地消(ちさんちしょう)とは、地域生産・地域消費(ちいきせいさん・ちいきしょうひ)の略語で、地域で生産された様々な生産物や資源(主に農産物や水産物)をその地域で消費することである。
引用:WIKIPEDIA 地産地消
メイドインジャパンの生産は減少し、かつ、安価な物を消費者は求め、メイドインチャイナ等の輸入を増加させました。
勿論、為替の変動が大きな考え方の元になっております。
ここで、矛盾がありますのが、考え方が地産地消であれば、日本市場にはメイドインジャパンでいいのですが、輸入品が増えるという、日本市場では地産地消しないという、実態になっています。
安価な物が良いとの要望により、自然と輸入品が増えました。
メイドインジャパンの将来
メイドインジャパンは、無くなるのかという事はなく、新たな強みを活かして、ブランド力を付けていきます。
例えば、製造業のロボット技術が日本が最先端であり、この技術を使って、メイドインジャパンは復活するでしょう。
また、日本がこれまで弱かったデザインや、新しい機能を生み出す能力は、今後発展していきます。
スポーツの世界では既に、世界でも飛び抜けた人が沢山出てきているのと同じです。
これまでと同じ様に技術の流出がありえますが、その先は新たな技術で技術立国として、メイドインジャパンのブランドが活躍するでしょう。
是非、良い魅力あるメイドインジャパンの商品が生まれつづけて欲しいと願います。